OUR VISION
ビジョン

ライブ・エンタテインメントを
もっと「いろんな人へ」
もっと「身近に」
もっと「楽しく」

 私たちは、 業界最大級のチケット販売サイト「イープラス」の企画運営を中心に、業界に先駆けて新しいサービスを提供しています。
 ライブ・エンタテインメント市場の変革・発展を目指し、ライブ・エンタテインメントをもっと「いろんな人へ」、もっと「身近に」、もっと「楽しく」を実現していきます。

MESSAGEトップメッセージ

ライブ・エンタテインメント市場を
変革・発展させ続ける企業でありたい

日本もライブ市場も、大きな変曲点を迎えている

 2008年に人口のピークを迎えた日本は、以来、構造的な人口減少社会に突入しました。2016年には出生数が100万人を割り、既にピークとされる団塊世代の出生数(270万人)の4割以下を記録。この数字からも、"歯止めの効かない人口減少"が今後、ライブエンタテイメント市場にも大きな影響を与え始めることが容易に予想されます。常に成長を前提として、計画をしてきた社会にとっては、まさしく"未知なる時代"への突入です。

 幸い、2005年からの約10年間で、音楽のライブ市場は約3倍もの規模に成長しました。これは、アーティストのメイン収入源であった「CD」が、「ライブ」にシフトしたことが大きな要因のひとつです。デジタル化が加速すると同時に、リアルなコンテンツの付加価値が増していることもその背景にあると言えます。しかし、2016年、音楽のライブ市場も演劇の市場も成長に歯止めがかかり、いよいよ踊り場を迎えました。このような環境下、ライブ業界には3つの課題が見えています。

 1つ目は、アーティストやパフォーマーに、CDに替わる「ライブを主軸とした新たなビジネス基盤の提供」ができていないこと。2つ目は、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、各種メディアが大きく変化しているなかで、「IT時代における新たなプロモーションのあり方」が確立されていないこと。3つ目は、ライブの企画・制作・チケット販売・運営といった業務プロセスが、未だ人の手と勘に頼った状態で「IT時代に即した効率的な運営」の実現ができていないことです。

 私たちはまさに今、人口減少社会への突入と、ITによる社会構造の大きな変化を迎え、大きな課題への対応が求められています。

ライブ・エンタテインメント産業が、日本の将来を担う

 日本のGDPは、1995年に世界シェアの15%を超えていました。20年後の2015年には、半減以下の6%を切っています。世界における日本のポジションが、大きく後退していることがわかります。同時に1人あたりのGDPも減少。アジアにおいては、シンガポールや香港にも抜かれました。

 このような状況の中、日本がより豊かな社会を築くために、今後何に注力すべきでしょうか?大量消費の時代は、既に終わっています。日本の強みでもあったエレクトロニクス産業も、今や台湾・韓国・中国にその主軸が移っています。人口が減少し、成熟した消費社会の中で豊かな社会を築くために与えられた選択肢の数は、決して多くありません。
 そんな日本においていま確実に実行すべきことは、「独自の文化・芸術・エンタテインメントをもっと活性化し、発展させること」。今以上に、富裕層から一般市民まで、高齢者から若者までが、文化・芸術・エンタテインメントに幅広く参加し、楽しみ、そこに経済が伴う構造を作っていくことにあるのではないでしょうか。

 上記の目標を達成した場合、3つのことが実現されます。

 1つ目は、モノ消費ではない国内経済の活性。2つ目は、醸成された独自の文化が、海外からのインバウンド客のフックになり、継続的なお金の流入が起こること。3つ目が、海外へのコンテンツ・文化の輸出。これらの相乗効果により、日本の経済が再活性化されると我々は考えます。

 これらを実現するためのキーは、希少価値が高まるリアルなライブ・エンタテインメントにあると言えます。つまり、「ライブ・エンタテインメント産業の活性が、独自の文化・芸術・エンタテインメントを創り出し、結果、日本の将来を担っていく」のです。

弊社は、日本のライブ・エンタテインメント市場を、変革・成長させ続ける

 この環境下において、弊社はどんな役割を果たしていくのでしょうか。その答えを導く前に、弊社「イープラス」の成り立ちと実績を振り返ってみたいと思います。弊社は1999年の設立以降、常に業界の本質的な課題を捉え、"イノベーションを起こしていく"という意志を持ち続けてきました。ここに簡単ではありますが、弊社が確立した3つのイノベーションをご紹介します。

 ご存知のとおり弊社は、電話受付をベースとした旧態依然としたチケット販売の仕組みしか世の中に存在しなかった1999年当時、ユーザーや業界の課題をイノベーティブに解決していこうと、ITのシステムを取り入れたチケット販売会社「イープラス」を設立しました。

 1つ目は、ユーザーに替わり、チケットを取得する「プレオーダー」という仕組みを実現したことです。今や、どのチケット販売会社でも同様の仕組を採用していますが、予めユーザーの要望を聞き、それに合わせてチケットを主催者から取得するサービスです。取得できた場合、対価をユーザーからいただきます。当初、ユーザーからサービス料をいただくこと自体、業界から大きな反発もありました。ただ、我々は、ユーザーにとっても主催者にとってもメリットが大きいとの信念のもとに普及を図りました。結果、今では業界標準の販売方法になっています。

 2つ目は、中小の公演を、弊社が抱える1100万人以上の会員に向けて販売する仕組みを開発し、主催者に開放した「e+WEBオープンシステム」です。チケットを売る場合、販売枚数に関わらず多くの人手がかかります。その経費を小さな公演の主催者が負担すると、公演の採算が厳しくなります。逆に、主催者に代わって弊社が負担すると、持続的なサービスにはなり得ません。そこで、主催者自身が我々の仕組みを使って、簡単にチケットを販売できるようになれば、このジレンマは解消すると考えました。それが、「e+WEBオープンシステム」です。主催者にチケット販売システムを開放することは、業界でも初めての試みでした。当初、導入には様々な課題が発生しましたが、現在では弊社の年間取扱い公演本数の半数近くが、この仕組で販売されるようになっています。

 3つ目のイノベーションは、インターネットの普及が誘引した、音楽雑誌の廃刊、地上波の音楽番組縮小などの穴埋めとして、アーティストやパフォーマーのプロモーションの場を提供する「SPICE」というエンタメ特化型のニュースメディアを立ち上げたことです。芸能ニュースではなく、ライブ・エンタテインメントに足を運んでもらうためのニュースメディアです。幅広いジャンルのライブを紹介していく専門メディアは、実はまだ他に存在していません。まだ、発展途上ですが、月間約200万人の利用者数まで成長しています。また、リアルなプロモーションの場として、渋谷道玄坂に「eplus LIVING ROOM CAFE&DINING」をオープンしました。300席を配した空間は、食事やお酒を飲みながら、気軽に音楽を楽しんでもらう場です。また、日曜日には「サンデー・ブランチ・クラシック」という企画も行っています。気軽にクラシックを楽しんでもらいつつ、アーティストのプロモーションの場としても機能しています。

 このように弊社はITをベースに、常にユーザーと業界の本質的な課題にフォーカスし、イノベーションに取り組んでまいりました。また、200万人以上が利用している「e+アプリ」や、電子チケットである「スマチケ」等、現在も新しい取り組みを進行させています。イノベーティブな取り組みでは、予期せぬ課題が発生することも多々ありますが、諦めずにやり切る強固な意志と、それを実現する強いチームの存在が不可欠です。本質的には、それを育む組織文化こそ大切であるとの信念から「イープラスバリュー」という価値基準・行動指針を作り、継続的な体現化にも取り組んでいます。

 さて、冒頭にも記しましたとおり、日本はいま大きな変曲点を迎えています。そして、その本質的な課題と対処方法の鍵は、「独自の文化・芸術・エンタテインメントの活性と発展」に紐づいていると確信しています。特にリアルなライブ・エンタテインメントは、今後どのようにITが進化しようとも、その価値が減ずることはありません。

 ライブ産業はまだまだ大きな課題を抱えていますが、弊社にはその課題の解決を主導していく実績・意志・組織力があると確信しています。弊社「イープラス」はさらにITを強化・活用すると同時に、志を同じくする人や組織と連動し、「ライブ・エンタテインメント市場を大きく変革・成長させ続けたい」と考えています。今後も、ユーザー、業界、日本に大きな貢献をしていくために、ライブ・エンタテインメントをもっと「いろんな人へ」、もっと「身近に」、もっと「楽しく」を実現していきます。

倉見 尚也くらみ なおや

1985年 4月ソニー株式会社入社

2004年 9月株式会社エンタテインメントプラス(現 株式会社イープラス) 出向

2011年 7月株式会社イープラス入社 管理・システム本部執行役員 就任

2014年 6月取締役副社長 就任

2017年 6月代表取締役社長 就任(現任)

EPLUS VALUEイープラスバリュー

変化の激しいライブ・エンタテインメント業界における課題にフォーカスして改革を実現していくために、5つの価値基準・行動指針である「イープラスバリュー」を掲げています。

  • 01

    革新的なことに挑戦する

    • 慣習や常識を疑い、 業界・顧客の本質的な課題を見極める。
    • 業界・顧客サービスの今後の在り方に自分の意見を持つ。
    • 失敗やリスクを恐れず、 新しいアイディアを実現する。
  • 02

    内部志向から外部志向へ

    • 外部とのネットワークを積極的に作る。
    • 市場や顧客の動向に関心を持ち、情報を共有する。
    • 業界・顧客にとっての価値を常に意識する。
  • 03

    メンバーを育成し、チームで成果をあげる

    • メンバーの強みを伸ばし、 改善点を指導して成長させる。
    • 全社方針を常に意識し、目的・ビジョンを共有する。
    • 部署間の壁を作らず、個別最適より全体最適を優先する。
  • 04

    率先垂範

    • 自律的に考えて、主体的に行動する。
    • スピード感をもって実行する。
    • 最後までしつこく、責任をもってやりきる。
  • 05

    素直で謙虚、感謝を持って行動する

    • "上から目線"を排除し、何でも言い合える環境を作る。
    • 社内外の人に気持ち良く挨拶をする。
    • 感謝の意を表す。